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歴博くらしの植物苑「伝統の朝顔展」を観賞!珍しい「変化朝顔」の種類の多さにびっくり!

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千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」を訪れました。
併設の「くらしの植物苑」では、毎年7月下旬から9月の上旬にかけて、『伝統の朝顔展』が開催されています。
一見、朝顔とは思えないほど珍しい「変化朝顔」約700鉢 に出あうことができます。
朝顔は、さまざまな突然変異を起こす遺伝子を持っているそうです。
朝顔は奈良時代、遣唐使が薬として種を持ち帰ったものがはじまりとされています。
江戸時代から「変化朝顔」のブームがはじまり、花の色や紋様・大きさ、などが競われてきた歴史があります。
夏の風物詩である「朝顔」ですが、「朝顔」は秋の季語、秋の訪れを告げる花。
9月に入り、今日はとても涼しく、朝顔達が可憐に咲いている姿に秋の訪れを感じました。

 

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『伝統の朝顔』展

開催概要

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朝顔は古くから多くの人々に親しまれてきました。特に江戸時代以降になると、文化・文政・天保期、嘉永・安政期、明治・大正期など、繰り返し朝顔ブームが訪れ、そのたびに葉と花の多様な変化や組み合わせを楽しむ変化朝顔がつくり出されてきました。これは今日の遺伝学でいう突然変異を見つけ出し、系統として確立するという、世界的に見ても特異なもので、特に幕末頃にはきわめて多くの品種がつくり出されていたようです。しかし、それらの中には、残念ながら華やかな大輪朝顔の人気に圧倒されて、あまり知られることなく絶えてしまったものもあります。ただ、広くは栽培されなかったものの、一部の愛好家の努力によって大切に保存され、現在に伝えられたものも少なくありません。

そこで、江戸時代以降の独創的な知識と技術を駆使してつくり上げられた伝統の朝顔を広く知っていただき、人と植物との関わりを見るべく、当館では1999年以降、歴史資料としてこれらの朝顔を展示してきました。

今年は、変化朝顔を主に約100系統もの朝顔の展示に加え、「変化朝顔の形のひみつ」をテーマとして、おしべやめしべが変化する仕組みや獅子(しし)、乱菊(らんぎく)、笹(ささ)、南天(なんてん)など、葉や花弁の裏や表がなくなる仕組みについて、さらに枝垂(しだれ)、木立(こだち)、渦(うず)、石化(せっか)のような蔓(つる)の変化について、それぞれパネルで紹介します。

基本情報

開催期間
2017年7月25日(火)~9月10日(日)

会場
国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑

料金
個人(高校生以上) 100円
団体(20名以上) 50円
※中学生以下は無料
※障がい者手帳所持者は手帳提示により、介助者とともに入苑料無料
※毎週土曜日は高校生は入苑無料
※歴博本館の総合展示・企画展示は別途料金がかかります

開苑時間
9時30分~16時30分 (入苑は16時まで)
※ただし、8月14日(月)~20日(日)は8時30分から開苑いたします。
※開花の特性上、午前中の早い時間が見ごろです。

休苑日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日休苑)
※ただし、8月14日(月)は開苑

主催
国立歴史民俗博物館

展示構成

●変化朝顔 正木系40系統、出物系25系統
※歴博で2005年に発見された無弁花朝顔を含む。
●明治時代以降の大輪朝顔25系統程度
●ヨーロッパ・北米産の近縁の朝顔 10系統程度

計約100系統、約700鉢を展示

①青斑入桔梗渦蜻蛉葉白地赤吹掛絞桔梗咲(あおふいりききょううずとんぼばしろじあかふっかけしぼりききょうざき)

青斑入桔梗渦蜻蛉葉白地赤吹掛絞桔梗咲

葉は桔梗渦という遺伝子を持っていることで、肉厚になる。花は花弁の先がとがって桔梗のような花を咲かせるため、桔梗咲又は星咲と呼ばれている。

②黄弱渦糸柳葉淡水色地青紫吹雪細切采咲牡丹(きじゃっかいとやなぎばあわみずいろじあおむらさきふぶきほそぎりさいざきぼたん)

黄握爪龍葉紫総風鈴獅子咲牡丹

葉が柳の葉のように細く、花はナデシコの花のように細く、先が細かく切れ込んでいる系統。武将が持つ采配に似ているところから、采咲と呼ばれている。

③黄蝉葉栗皮茶丸咲大輪(きせみばくりかわちゃまるざきたいりん)(団十郎)

黄蝉葉栗皮茶丸咲大輪(団十郎)

葉は黄色の蝉葉で、花は柿ともいう茶系統の花色で、市川団十郎好みの色にちなんで団十郎と命名された。

④松島鍬形葉白地紫時雨絞丸咲(咲分け)(まつしまくわがたばしろじむらさきしぐれしぼりまるざき さきわけ)

黄斑入蝉葉青軸白地紅時雨絞咲分丸咲大輪(源平)

葉模様が黄葉に緑色の斑点が生じる松島葉と言い、花模様は時雨絞、染分け、咲分けとなる系統。

⑤青渦顰葉渦小人葡萄鼠丸咲(あおうずしかみばうずこびとぶどうねずまるざき)

青渦顰葉渦小人葡萄鼠丸咲

葉は非常に硬く濃い緑色をしておりサボテンのようである。成長が非常に遅く伸びても20㎝前後にしかならない系統。

⑥黄握爪龍葉紫総風鈴獅子咲牡丹(きにぎりつめりょうばむらさきそうふうりんししざきぼたん)

黄握爪龍葉紫総風鈴獅子咲牡丹

株全体がうねり、葉は表面が見えなくなるほど強く内側に抱え込み、爪龍葉または掬水葉と呼ばれる。花弁の先端は折り返して管状になり、形が似ていることから風鈴に形容される。

⑦青笹葉黒鳩切石畳咲(あおささばくろばときれいしだたみざき)

青笹葉黒鳩切石畳咲

曜という花弁の脈の間が深く切れ込んで、開化後時間がたつとそれぞれの花弁が内側に折り畳まれる。ただしきれいに折り畳まれることは少なく、内側に巻き込まれるようになるのが普通である。

⑧青斑入孔雀葉石化青丸咲(あおふいりくじゃくばせっかあおまるざき)

青斑入孔雀葉石化青丸咲

「帯化(石化)」とも呼ばれる変異で、茎の先端の生長点が線状に形成されるため、茎がリボンのように幅広くなり、茎は枝分かれしない。花は一か所に群がって咲き、房咲と呼ばれる。

⑨フライングソーサ

青笹葉黒鳩切石畳咲

ソライロアサガオは、ヒルガオ科の一年草で、メキシコ原産である。主な園芸品に青色無地のヘブンリーブルー、白色のパーリーゲートなどがある。フライングソーサーは絞り模様が特徴。

展示作品

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朝顔の品種改良

世界的に見ても、これほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他にない。ほとんどの変異は江戸時代に生まれたものである。変異の著しいものには種子を作る事ができないものもある。
アサガオは一年草であるが「出物」と呼ばれる変化は種子ができないか非常に結実しにくいため系統の維持ができず、変化が発現しなかった株により遺伝的に伝えて行くしかない。したがってたくさんの種をまき、小苗の内に葉の特徴から変化を有している株を選び出す必要がある。そのため江戸時代の人々は経験的にメンデルの法則を知っていたとも言われる。
多様な遺伝子変異を持つアサガオは、早くから遺伝学研究の対象となり、遺伝子配列が知られていた。現在も遺伝学の研究材料として用いられている。

江戸時代の品種改良

江戸時代の2度の朝顔ブームを機に品種改良が大きく進んで観賞用植物となり、木版の図譜類も多数出版された。この時代には八重咲きや花弁が細かく切れたり、反り返ったりして本来の花型から様々に変化したものが生まれ、世間の注目を浴びた。これを現在では「変化朝顔(へんげあさがお)」と呼び、江戸、上方を問わず非常な流行を見た。特に珍しく美しいものは、オモトや菊などと同様、非常な高値で取り引きされた。「大輪朝顔」も「正木」と呼ばれる結実する変化朝顔の一種である。江戸時代の変化朝顔ブームは、文化・文政期(1804年-1830年)、嘉永・安政期(1848年-1860年)にあり、幕末には約1200系統が作られた。ブームの発端は、文化3年(1806年)の江戸の大火で下谷に広大な空き地ができ、そこに下谷・御徒町村付近の植木職人がいろいろな珍しい朝顔を咲かせたことによる。その後、趣味としてだけでなく、下級武士の御徒が内職のひとつとして組屋敷の庭を利用して朝顔栽培をするようにもなった。

朝顔の売買と朝顔市

朝顔は別名「牽牛」といい、これは中華文化圏での名称でもあるが、朝顔の種が薬として非常に高価で珍重された事から、贈答された者は牛を引いて御礼をしたという謂れである。平安時代に日本にも伝わり、百薬の長として珍重された。
その後、江戸時代には七夕の頃に咲く事と、牽牛にちなみ朝顔の花を「牽牛花」と以前から呼んでいたことから、織姫を指し、転じて朝顔の花を「朝顔姫」と呼ぶようになり、花が咲いた朝顔は「彦星」と「織姫星」が年に一度出会えた事の具現化として縁起の良いものとされた。これらの事により、夏の風物詩としてそのさわやかな花色が広く好まれ、鉢植えの朝顔が牛が牽く荷車に積載されて売り歩かれるようになった。
また珍奇な品種は愛好家たちが門外不出として秘蔵していたが、普通の品種は植木市や天秤棒を担いだ朝顔売りから購入することができた。こういった一般販売用の朝顔は、江戸では御家人などが内職として栽培していた。これが発展して、明治時代初期から入谷朝顔市が始まった。
(ウィキペディアより抜粋)

「くらしの植物苑」へのアクセス

交通機関の詳細は ⇒ こちらから

 

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ライター紹介

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私は、旅大好き・冒険大好きな超アクティブおばちゃんです。
「発見・出会い・刺激」を求めて、全国どこにでも飛んで行きます。
基本はきままな一人旅。時には旅友と一緒に女子旅に出かけたり。
旅に出る方も、また、なかなか出かけられない方も、このブログで一緒に旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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